家計簿アプリサービス「Dr.Wallet」を運営するBearTailは28日、家計簿を付けている人と付けていない人を対象に実施した「金銭感覚に関する調査」の結果を発表した。それによると、家計簿を付けている人の方が日常生活や余暇・娯楽に対して、より「お金をかけてもよい」と考えていることが推測できる結果となった。

まず、ランチをするときにこの値段以上は高いなと感じる金額を尋ねたところ、家計簿を付けている人の平均は1,639円。一方、家計簿を付けていない人の平均は1,365円だった。飲み会・外食をするときにこの値段以上は高いなと感じる金額についても、家計簿を付けている人の平均は4,535円、付けていない人の平均は4,127円と、家計簿を付けている人のほうが高かった。

「金銭感覚に関する調査」

毎月の携帯料金でこの値段以上は高いなと感じる金額を聞くと、家計簿を付けている人の平均は1万1,579円、付けていない人の平均は9,689円と、両者の差は2,000円弱に広がった。このほか、特別な日の食事、旅行時の宿泊費用、美容院の料金、コンビニで買い物をする時と、今回調査した全7項目において、家計簿を付けている人の方が高いと感じる金額がより高い傾向にあった。

同調査は、2015年5月15~25日にインターネット上で行われ、20~30代の個人536人から有効回答を得た。