前田敦子、遠距離恋愛は「現実的に考えると苦しい…」

5月23日公開の映画『イニシエーション・ラブ』のカップル限定恋愛相談＆試写会が13日、東京・汐留のスペースFS汐留で行われ、松田翔太、前田敦子、堤幸彦監督が出席した。

販売部数150万部を突破した乾くるみのベストセラー小説『イニシエーション・ラブ』を堤幸彦監督が映像化した本作。1980年代後半の静岡と東京を舞台に、合コンで知り合った鈴木(松田翔太)とマコ(前田敦子)は交際をスタートさせるが、就職して上京した鈴木とマコは遠距離恋愛となり、序々に2人の関係が崩壊していく…というストーリーで、誰もが経験する恋物語を描いているが、ラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎え、サスペンス要素も描かれている。

試写会の前には、この日訪れた50組100人のカップルの恋愛相談を登壇者が回答するという恋愛トークショーを実施。「恋人がいるけど気になる人がいる?」という設問に100人中29人がイエスを押したことに前田は「悲しいよ～! 気になっているぐらいで押したんじゃないんですかね? 揺れているまで行かないと信じています!」とコメントし、松田も「すごいですね～。これは多いでしょ…。どんな状況なのか一人ひとり聞いてみたいです」と信じられない様子。そんな際どい恋愛相談が続く中、遠距離恋愛について問われた前田は「最初は楽しいとは思いますけど、現実的に考えるとちょっと苦しいですよね。悲しい思いの方が強いと思いますし寂しくなっちゃいます。できるだけ近くにいたいですね」と本音をのぞかせた。

また、モデルの秋元梢と熱愛報道がされた松田は、イベント中に「明日何書かれるか怖いですね。上手いこと言わないと」と話して会場を笑わせたが、退場する際に「松田さんの恋愛相談は?」「交際の事実は?」という報道陣の声がけには会場が騒がしかったせいか、質問の内容に気づかないまま会場を後にした。映画『イニシエーション・ラブ』は、5月23日より全国公開。