音楽プロデューサーのつんく♂が声帯を全摘出したことを受け、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、12日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で激励のメッセージを送った。

ダウンタウンの松本人志

松本は「本当にきつかったのは半年とか1年前だと思う。『どうなるんだろう俺』という不安とか苦しみとか、1回治ったと思ったら治ってなかったとか。すごく悩んだと思う。おそらく今は悟りを開いているような状態かなと」とつんく♂の心境を推測。「われわれよりは上のレベルでものを考えられていると思うので、僕なんかががんばってねみたいなことを言うのはすごく幼稚な感じがして」と正直な思いを伝えた。

さらに「皮肉なことに、声を失うことで彼の言葉の重みはものすごく増すと思う」と付け加え、「だから、彼が書くこれからの詞はえげつないパワーを持っていると思うから、それは注目したい」と期待を寄せる。

一方で、「こういう試練を与えられたんでしょう。良くも悪くも」という見方も。「もし僕が大病を患ったら、その時は悩むのかもしれんけど」と自身の今後に思いをはせ、「選ばれたんだなと思って健康なやつをちょっと見下して生きてやろうかなと」と語り、笑いを誘った。