JR北海道は3日に発生した特急「スーパー白鳥34号」の車両不具合にともなう海峡線の列車運休について発表している。21時時点で後続の特急「スーパー白鳥」「白鳥」のほか、青森~札幌間の急行「はまなす」の運休も発表された。

特急「スーパー白鳥」はJR北海道の特急形電車789系を使用

青函トンネル内での車両不具合の影響で、急行「はまなす」も全区間運休に

「スーパー白鳥34号」は函館駅15時56分発、新青森行の特急列車で、789系を使用して運転される。同列車については、3日17時15分頃に青函トンネル内で煙が出たため、旧竜飛海底駅から青森側へ約1km進んだ場所で停車し、乗客約120人が徒歩で旧竜飛海底駅へ避難したと報じられた。けが人などの情報は入っていないという。

この影響で、海峡線津軽今別~木古内間は終日運転見合わせに。新青森発の特急「スーパー白鳥25・27号」が全区間運休となり、その他の特急「スーパー白鳥」「白鳥」も一部区間で運休。急行「はまなす」は青森発・札幌発ともに全区間運休となった。