プレナスが展開する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto(ほっともっと)」4月1日、全弁当メニューを対象に平均16%(※)の減塩を開始した。

減塩を実施した主なメニューの抜粋

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」が改訂され、健康の保持・増進を図るために食塩の摂取目標量が引き下げられた。減塩に対する意識やニーズも高まりを見せていることから、同店ではより健康的な食生活を支えることができるよう、4月1日から販売する全弁当を対象に減塩を実施した。

同社では減塩の実施にあたり、すべての商品の製造工程や調理工程の見直しを行った。味付けに香辛料や酢を活用するほか、昆布など素材の持つうまみを引き立たせるレシピも開発するなど、塩分を減らしながらもおいしさにこだわるさまざまな工夫を行った。

減塩は全弁当が対象で、平均して約16%の減塩となる。一例を挙げると、人気の「のり弁当」は減塩率22.9%で、塩分量は3.5gから2.7gになった。「デミハンバーグ弁当」に至っては38.6%の減塩率を達成しており、4.7gから2.9gまで塩分を減らしている。

※2015年3月の弁当メニューと4月1日時点の弁当メニューに含まれる食塩相当量の比較