かすみがうら市水族館このほど、公式Twitterにて「白いヘビの脱皮」を公開し、話題となっている。
白いヘビ「リューシスティック」の脱皮を紹介
白いヘビは、"テキサス・ラットスネーク"という種類の「リューシスティック」という品種。通常は灰色をしているヘビだが、突然変異により体色が白として生まれた個体を品種化したものを「リューシスティック」と呼ぶ。
ヘビにとって完全栄養食であるマウスを給餌すると、成長が促進されてすぐに脱皮の準備に入る。観察していると、通常濃いワイン色の目が白っぽく濁り、「そろそろ脱皮が始まるな!」という目印になるという。
その後数日で目は元に戻るが、水に浸って皮をふやかし脱ぎやすくするなどの過程を経て、1週間以内に完全に脱皮する。皮はヘビバージョンの全身タイツのように、頭の先から尾の先までつながっている。
また同館では、"カリフォルニア・キングスネーク"、略して「カリキン」の脱皮も紹介。脱皮の仕組みは"テキサス・ラットスネーク"と同様となる。どちらもアメリカに生息しているヘビで、ナミヘビという科に分類され、日本ではお馴染みのアオダイショウと近い種類となる。
同館の所在地は、茨城県かすみがうら市坂910-1。