JR信越本線長野~直江津間は北陸新幹線長野~直江津間開業にともない、第3セクター鉄道へ経営移管される。同区間ではダイヤ改正前日まで各種車両による臨時列車を運転。間もなく運転終了となる定期列車「妙高」も全席埋まるほどの人気だった。

横須賀色115系の臨時快速列車「信越線スイッチバック号」

快速「ありがとう信越線」。189系の車体側面に「ASAMA」ロゴが

ダイヤ改正前の最後の週末となった7・8日は、国鉄色485系6両編成による特急「懐かしの特急みのり」(7日は新潟発長野行、8日は長野発新潟行を運転)をはじめ、快速「ありがとう信越線」「信越線スイッチバック号」(ともに長野~直江津間1往復)を運転。快速「ありがとう信越線」は189系6両編成で、7日は国鉄色の車両、8日は車体側面に「ASAMA」ロゴを配した特急あさま色の車両が使用された。

快速「信越線スイッチバック号」(全車自由席)は横須賀色115系6両編成を使用。3月9~12日も運転が予定されている。ダイヤ改正前日の13日には、湘南色115系6両編成の快速「ありがとうJR信越山線」(全車指定席)が新潟~長野間で1往復運転される予定だ。

3月13日で運転終了となる定期列車「妙高」も、8日に運転された列車は指定席・自由席がすべて埋まり、立客も出るほどの混雑に。長野~直江津間は14日から、第3セクター鉄道のしなの鉄道北しなの線(長野~妙高高原間)・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン(妙高高原~直江津間)に分かれて営業開始。直通運転は行わず、妙高高原駅で接続を図る。