JR西日本と交通文化振興財団は19日、京都鉄道博物館の開設準備にともなう梅小路蒸気機関車館の閉館を発表した。閉館日は2015年8月30日。閉館セレモニーも開催される。

梅小路蒸気機関車館が今年8月30日をもって営業終了となる(写真はすべてJR西日本提供)

京都駅西部の梅小路公園に隣接する梅小路蒸気機関車館は1972年、日本の鉄道100周年事業の一環で、蒸気機関車を後世に伝える施設として誕生した。計19両の蒸気機関車が保存(うち7両は動態保存)され、国の重要文化財に指定された扇形機関車庫や、旧二条駅舎を移設・復元した資料展示館の建物も有名。開業からの来館者数は約830万人に及ぶという。

京都鉄道博物館は2016年春に開業予定。梅小路蒸気機関車館と一体化した施設となり、開設準備として改修を進めることから、今年8月30日をもって営業を終えることが決まった。閉館にともなうイベントも開催され、7月18日から同館の歴史を写真やスライドショーで紹介する特別展「思い出の機関車から京都鉄道博物館へ(仮称)」、8月中旬には特別展示「最後の雄姿『蒸気機関車の頭出し』(仮称)」などが予定されている。

8月30日に開催される閉館セレモニーの詳細は決まり次第、発表するとのこと。あわせてJR西日本と交通文化振興財団は、「京都鉄道博物館に梅小路蒸気機関車館の収蔵資料等を移設展示しますので、ご期待ください」と発表している。

1972年、開業当時の梅小路蒸気機関車館

2002年、B20形10号機が動態復元された

2013年正月の蒸気機関車頭出し写真

旧交通科学博物館から移設された「義経号」