ドゥ・ハウスは26日、コンビニと小型スーパーの使い分けに関する調査結果を発表した。それによると、コンビニは平日に「ついで利用や単品の買い物」で、小型スーパーは週末の「まとめ買い」で利用している人が多いことがわかった。

同調査はインターネット上で実施し、首都圏在住の20歳以上の個人938人から有効回答を得た。

普段食品を購入する場所を聞くと、1位「食品スーパー」81.7%、2位「総合スーパー」70.0%、3位「コンビニ」54.8%となり、「小型スーパー」は29.3%で4位に入った。利用層を見ると、小型スーパーは「単身者」が36.5%で他の層よりやや高かったのに対し、コンビニは「未婚(家族同居)」が65.3%で最も高かった。

業態別の利用頻度を調べたところ、「週に4回以上」と答えた割合は、コンビニでは28.2%、小型スーパーは14.2%。業態別の1回当たりの買い物金額は、コンビニでは1,000円未満が8割以上に上ったのに対し、小型スーパーは1,000円未満が54.6%にとどまった。

購入している商品群のうち小型スーパーとコンビニで明らかに差があったものを見ると、小型スーパーは生鮮食品や加工食品などの購入率が比較的高く、コンビニは「弁当」が圧倒的に多かった。

購入している商品群

使い分けの理由としては、商品そのものによる使い分けのほかに、新商品が並ぶ早さやATM利用などのついでに利用できることがコンビニの来店動機につながっていた。一方、小型スーパーは品目数によるまとめ買いや週末の買い物などが利用動機となっていた。