お笑いコンビの博多華丸・大吉が、18日に放送されたTBS系バラエティ番組『芸能人(秘)ヒキダシバラエティ★あけるなキケン★』(毎週日曜24:50~25:20)に出演し、現在の活躍までを言い当てた人物について語った。
福岡吉本出身の2人は「華丸・大吉」としてデビュー。福岡にはあまり芸人がいなかったことから、すぐに芸人と分かるようにと「鶴屋華丸・亀屋大吉」に改名して活動していたが、福岡事務所を退職する女性パート職員から「最後に1つだけ言わせてください。このままでは絶対に売れない」「芸名がとにかく悪い。鶴屋華丸は0点。亀屋大吉は口に出せないくらいひどい」と言われ、「1つ良い名前があるのでこれを付けてください」と提案されたのが「博多」だった。
さらに、その女性は「博多華丸・大吉に名前を変えて、2年以内に東に行ってください。あなたたちは絶対に成功します」「2005年に行けば華丸さんの運がとにかく良い。2006年に大きなものをつかむ」と助言。2人は1年間「博多華丸・大吉」として福岡で活動し、2005年4月に満を持して上京した。
するとその言葉通り、華丸は2005年10月に『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」、翌年2月に「R-1ぐらんぷり」で立て続けに優勝。そのほか、ここ1~2年は大吉の運気が上昇していることが言われていたそうで、「2014年は"どえらいもの"を大吉が引き寄せる」という予言も。昨年、2人が「THE MANZAI」で優勝したことは記憶に新しい。ネタ作りを担当している大吉が、直前に漫才の内容を変更したことが後日明かされ、話題になった。
「35歳はそろそろ夢を諦めなければならない年齢だった」と上京当時の心境を語った大吉。2人で話し合い、苦労を覚悟の上での挑戦だったが「トントン拍子に」とこれまでを振り返り、「その人はすごい。我々はゲッターズ飯田さんに聞く耳持たないです(笑)」と冗談を交えながら、背中を押した女性パート職員に感謝していた。