1月8日から公演される舞台『真田十勇士』のプレスコールが7日、東京・赤坂のACTシアターで行われ、主演の上川隆也をはじめ柳下大、黒川芽以、賀来千香子、里見浩太朗が報道陣の取材に応じた。

左から賀来千香子、黒川芽以、上川隆也、柳下大、里見浩太朗

同舞台は、2013年夏に公演された『真田十勇士』の再演公演。豊臣家の根絶を進める徳川家康を何度も窮地に追い込み、死後は敵だった家康に「あの世に行ったら酒を酌み交わしたい」と言わしめた真田幸村の知力を尽くした戦いと、猿飛佐助、由利鎌之助、雲隠才蔵ら幸村のもとに集まった"真田十勇士"の生き様を描く。

主人公・真田幸村を演じる上川は「(再演の)お話をいただいたのが早い時期で、それにまず驚きました。そして3人は新しいキャラクターでそれ以外はオリジナルメンバー。早い時期での再演の決定とほぼオリジナルメンバーで集まれたことは中々あり得ないですから、とても幸せなことだと思っています」と笑顔。今回からの参加となる黒川は「時代劇の舞台は初めてなので緊張しましたが、稽古に入ったら皆さんが仲間として迎えてくれました。前回見ていただいた方には前回より良くなったと言われたいし、初めての方にも感動して欲しいので、頑張りたいと思います」と意欲を見せた。

また、座長の上川について黒川が「今回からの参加で不安の中、稽古の途中に立ち止まりましたが、それを突き動かしてくれたのが上川さん。先頭になってくれて引っ張ってくれたので本当に感謝しています。個人的にはツッコミの鋭いところが大好きです!」と話せば、大御所の里見も「私も55年時代劇をやっていますが、上川くんの立ち回りは素晴らしい!『子どもの頃からやっていたのかな?』と言いたいぐらい」と大絶賛。共演陣からの褒め言葉に上川は「脂汗ばかりかきます…。勘弁して下さい…」と恐縮しきりだった。

舞台『真田十勇士』は、1月8~25日に東京・赤坂 ACTシアター、1月31日~2月1日に愛知・名古屋 中日劇場、2月5~8日に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13~15日に福岡・福岡 キャナルシティ劇場でそれぞれ公演される。