JR九州は31日、新型車両305系の試乗会を実施する。6編成36両が新造され、2~3月にかけて筑肥線に順次投入される予定だ。

JR九州の新型車両305系イメージ

「人にやさしく、環境にやさしいスマートトレイン」がコンセプトの新型車両305系は、バリアフリーや快適性、環境性能を追求した6両編成の通勤形直流電車。1号車の床には木のフローリングを施し、唐津方面への観光気分を盛り上げる演出も施される。高効率の駆動用モーターを採用したことで、電力消費量は従来車両103系の約半分に抑えられるという。

1月31日に実施される試乗会では、唐津駅10時50分頃発・筑前前原駅11時40分頃着の「1コース」、筑前前原駅12時20分頃発・唐津駅13時0分頃着の「2コース」が用意され、各コース200名、計400名の参加者を募集している。

募集の締切は1月10日(必着)。参加希望者ははがきに代表者の氏名と年齢、同乗者の氏名と年齢、住所、電話番号、希望コースを記載し、JR九州唐津鉄道事業部「新型車両305系電車」試乗会募集係宛に送ることとなっている。はがき1枚につき5名まで申込み可能で、申込み代表者は16歳以上(または高校生以上)に限る。当選者には1月21日頃までにはがきにて通知されるとのこと。