ダンス&ボーカルユニットの三代目J Soul Brothersが29日、東京･渋谷のNHKホールで、『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15～23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。

『第65回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを終えた三代目J Soul Brothers(左から岩田剛典、NAOTO、登坂広臣、小林直己、今市隆二、ELLY、山下健二郎)

ボーカルの今市隆二は「光栄な気持ちとうれしい気持ち」と3年連続3回目の出場を喜び、「『R.Y.U.S.E.I』という曲で出られることがすごくうれしい」とコメント。「この曲はターニングポイントになった曲。3代目はコレですって言えるような名刺代わりになるような楽曲」だと言い、「多くの人に愛してもらっている曲でもあるので、そういう方のためにも思いを込めて歌って、ランニングマンをやりたい」と意気込みを語った。

同じくボーカルを務める登坂広臣は「EXILE TRIBEという一族の"PERFECT YEAR"で怒涛の1年だった。1年間通してライブ三昧で、シングルも4枚リリース。個人とグループがいいバランスで活動できた充実した1年だった」と今年を振り返り、「2015年は初のドームツアーが決まったので、この勢いで、2014年を上回る"PERFECT YEAR"という気持ちで挑んでいきたい」とさらなる飛躍を誓った。

今市も「来年のドームツアーは自分たちにとっても夢だったのでうれしい。思いを込めて、気合入れてパフォーマンスすること、プラス、ちゃんとしたメッセージを発信できるような本物のアーティストになってドームツアーを回りたい」と来年の抱負を語り、「ドームツアーは単独でやるのは初めてなので、挑戦の年になる」と気を引き締めた。

また登坂は、EXILEのHIROから「EXILE魂をしっかり心に刻んで活動してほしい」と言われたことも明かし、「それは今回の紅白にもつながるので、このステージに出させていただけることが当たり前ではないということを胸に刻んで、かみしめながらパフォーマンスしたい」と本番にかける思いを伝えた。

今年の紅白のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、紅白合わせて51組が出場。紅組の司会は吉高由里子、白組の司会は嵐で、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。昨年は、白組が優勝し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組35勝。