アイドルグループ・さくら学院の元リーダーで歌手の武藤彩未が27日、東京・赤坂BLITZで、ワンマンライブ「OWARI WA HAJIMARI」を開催した。

ワンマンライブ「OWARI WA HAJIMARI」を開催した武藤彩未

パッツンの茶髪ウィッグという新スタイルで登場した武藤は、「最初からテンションマックスです! 今日は1年の良いとこ取りライブなので、成長した姿を見せれれば」と元気いっぱいにあいさつ。ライブでは、来年2月に発売する2ndアルバム『I-POP』の楽曲を初披露するなど、全15曲をパフォーマンスした。また、ライブ最後は、来年4月29日の19歳の誕生日に東京・渋谷公会堂でバースデーライブ『BIRTH』を開催することを発表し、ファンは祝福の歓声を上げた。

ライブ前に報道陣の取材に応じた武藤は、自身初のホール公演となるバースデーライブについて、「たくさんの方がライブをやってきた場所に立たせて頂く。私にしか伝えられないことを発信できるように頑張ります!」と意気込みを。同ライブは、19歳にちなんで1,900円という破格の値段設定となっており、「太っ腹って書いておいてください」と笑顔を見せながら、「10代最後だし、特別なことがしたい。パッションが遠くの人まで届くように殻を破っていきたい」と決意を新たにした。

今年4月に1stアルバム『永遠と瞬間』でメジャーデビュー後、ロックフェス「ROCK IN JAPAN FES 2014」に出演するなど大きく飛躍した今年を、「トライアルな1年だった。バンドの生演奏だったりフェスだったり、初めての経験が多かった」と振り返った武藤は、「たくさん歌ったので、喉が強くなりました。ファンの人たちがいるので心細いこともない。(さくら学院の元)メンバーも応援してくれるので安心します」とソロ活動における心境も明かした。

そんな武藤は、デビュー時から10代での日本武道館ライブを目標としており、「それは変わらず心に思ってる。来年は紅白も目指したい」と息巻きつつ、さくら学院の元メンバーたちとの共演も夢見ているようで、「松井愛莉ちゃんとかとファッションショーで、BABYMETALとも音楽番組でいつか共演できたらうれしい」と笑顔を見せていた。