エン・ジャパンが運営する「エン転職」は、20代のユーザーを対象に「上司」についてアンケート調査を実施した。調査は10月1日~30日にかけて実施し、855名から有効回答を得た。

上司のどんな点を尊敬していますか

尊敬する上司に76%が「出会ったことがある」

今までに尊敬する上司に出会ったことがあるか尋ねたところ、76%が「ある」と回答した。どんな点を尊敬しているか聞くと、20代の第1位は同率で「いつでも相談できる雰囲気がある」「リーダーシップがある」(33%)だった。

男女別に見ると、男性の1位は「リーダーシップがある」、2位は「視野が広い」、3位は「決断力がある」「部下・後輩の面倒見が良い」だった。一方、女性の1位は「いつでも相談できる雰囲気がある」、2位は「人によって態度を変えない」、3位は「決断力がある」となった。

上司を頼るのは、どんな時か尋ねたところ、最も多い回答は「目の前の仕事がうまくいかない時」(61%)だった。2位は「仕事で失敗したとき」(43%)、3位は「クレームがあった時」(42%)で、長期的な視点のキャリアに関する相談よりも、日々の短期的なトラブルに対して力になってほしいと思っているようだ。

上司を頼るのは、どんな時ですか?

どんなタイプの上司になりたいか、9項目の中から選んでもらったところ、4項目(上位からムードメーカー、正義のヒーロー/ヒロイン、親友、学者タイプ)で7割を占める結果となった。

得票の少ない5項目は「背中で語る"父親"タイプ」(10%)、「教育視点を大事にする"先生"タイプ」(9%)、「危険を顧みない"切り込み隊長"タイプ」(5%)、「世話焼き"母親"タイプ」(4%)、「熱血!"体育会系"タイプ」(2%)だった。昭和のスポーツ漫画に出ているような自身の確固たる信念や想いを持って、相手にぶつかるタイプは支持が低いようだ。

どんなタイプの上司になりたいですか?