キリンビールはこのほど、「SPRING VALLEY BREWERY」プロジェクトの一環として、2015年春から展開するブルワリー併設店舗「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京)」と「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA(スプリングバレーブルワリー横浜)」の2店舗について店名ほか概要を、またクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」のロゴを発表した。

クラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」のロゴが決定

未体験のおいしさ、驚きのビール体験を楽しめるブルワリーパブが誕生

この2店舗はともに、2015年1月に設立する新会社の運営のもと、自然と共存したイノベーティブなものづくりを行う同ブランドの情報発信拠点として展開。そしてつくり手と"飲み手"とのコミュニティー創造の場として、新次元のおいしさを目指すクラフトビールと、これまでにないビール体験を提供していくという。

「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」は、その場でつくられたクラフトビールが楽しめる「ブルワリー(小規模ビール醸造所)」併設のオールデイダイニング。朝・昼・夜その時々で変化する温かみのある空間で、「SPRING VALLEY BREWERY」のビールと共に、自然の素材の良さを生かし、前菜からデザートまでビールとのペアリングにこだわった料理を楽しめる。つくり手たちや店舗スタッフとの気軽な交流を通じて、「SPRING VALLEY BREWERY」がつくり出す、これまでにないクラフトビールのおいしさやビールと料理の組み合わせの発見の機会を提供するという。

上「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」の外観イメージと、下・内装イメージ

また、麦芽を煮込んで麦汁をつくる工程が中まで見える、日本初導入の透明なガラスの仕込み設備など、ビールづくりが身近に感じられるさまざまな工夫をこらした製造設備を備える。見るだけではなくじっくりと説明を受けながら見学できる特別なブルワリーツアーや、つくり手にこだわりを聞きながら感想を言い合うことができるテイスティングセミナーなども充実させていく。所在地は、東京都渋谷区代官山町13番地ほか。

「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA」は、キリンビールと「SPRING VALLEY BREWERY」ブランド発祥の地として歴史やそのパイオニア精神を伝える、クラシカルながら上質で居心地の良い「BEER TAVERN(ビア・タバーン」(酒場のこと)として生まれ変わる。また、「SPRING VALLEY BREWERY」のビールを最大限楽しめるというこだわりのオリジナルメニューは、しっかり食事をしたいときにも工場見学の帰りにスタンディングスペースで気軽にビールを楽しみたいときにも、驚きと満足感を提供するとのこと。

上「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA」の外観イメージと、下・内装イメージ

店内には"横浜から始まる日本のビール産業の歴史"と、"ビールづくりに取り組んできた人々の思い"を、ビールを楽しみながら感じることができるミニミュージアムを開設。さらにビールの奥深い世界をカジュアルなスタイルで知ることができるワークショップやセミナーでは、ビールの歴史と未来の織りなす「SPRING VALLEY BREWERY」の世界観を体感できるという。所在地は、神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1。