NMB48の市川美織が、24日深夜に放送されたTBS系バラエティ番組『有吉AKB共和国』(毎週月曜26:16~26:46)に出演し、AKB48に加入する前に2つの事務所に所属し、いずれもクビになっていた過去を明かした。
市川は小学校5年生の時にスカウトされて事務所に入るも、「年間100回くらいオーディション受けて、受かったの1、2回で芽が出ず、次から来なくていいですって書類がきて」とクビになる。ショックすぎて母親に言えず、「毎週土曜日のレッスンにいつも通り行って、駅まで送ってもらって、それから一駅行って戻ってきて近所の公園で時間をつぶし、いい時間かなって時に駅に迎えに来てもらって『今日も大変だったよ。でも褒められたんだよ』とか言って」と必死に隠したという。
それを聞いた有吉弘行は「リストラのサラリーマンだな。つらかったな」と優しい言葉をかけ、「泣いた?」と質問。「そうですね。ちょっとレモン汁がにじんで」と、市川が"レモンキャラ"を出して答えると、「真面目な話してるんだけど」とツッコんだ。
続けて市川は、2度目のクビについても説明。「同じようにスカウトしていただいて、同じ感じでダメだった」と言い、「今度こそ怒られると思ってどうしようっていう時にAKBのオーディションがあって、お父さんに書類を作ってもらって」とAKBに応募。見事合格し、インターネットにプロフィールが載ってから母親に報告すると、「うすうす気づいていたけど、AKBっていう道があなたにとって一番良かったんだから、そこで頑張りなさい」と応援してくれたという。
また、「レモンになることについては、お父さんお母さん何て言っているの?」と有吉が聞くと、「本当にあなたならなれるって」と答える市川。有吉が「おれも言ったよな?」と言うと、「有吉さんは間違いないから、ついていけば大丈夫だよってお父さんが信頼しています」と明かした。さらに、「最近、人間もいいなって思いが出てきている」という有吉の指摘に、市川が「確かに、ちょっと人間になりたーいみたいな」と言うと、小嶋陽菜が「やばい。怖くなってきた」と苦笑いしていた。