東京都新宿区神楽坂一帯で、伝統芸能を堪能できる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2014」が開催される。開催日時は、前夜祭が11月15日、15時30分~21時30分、本祭は16日、11時~16時30分まで。

神楽坂の町が舞台

日本伝統芸能の世界を街角で堪能

同イベントは日本を代表する伝統芸能を紹介するとともに、江戸・東京の文化とパリの雰囲気が融合した街・神楽坂の魅力に触れてもらう事業としてはじまったもの。イベントの前夜祭と翌日の本祭とで構成され、各日ともにさまざまな形で伝統芸能が披露される。

前夜祭では「神楽坂の夜」をテーマに、街ゆかりの古典芸能演者が街の店舗で「長唄」、「新内節」、「落語」などを披露する「店めぐり・古典芸能ライブ」を実施。また、毘沙門天善國寺境内では、壷中庵堀内宗長氏による「神楽坂夜茶会」、神楽坂路上界隈では、鶴賀若狭掾一門の「神楽坂路上界隈 新内流し」が行われる。

翌日の本祭は「まち全体を舞台として、生活と伝統文化の出会いを実感」をテーマに、毘沙門天善國寺境内の特設ステージ「楽座」を中心に展開。湯島天神白梅太鼓保存会による「太鼓」、カート&ブルースの「箏・尺八」、藤舎眞衣さんの「笛」など、街の歴史にちなんだ伝統芸能団体や、"粋でスタイリッシュなイメージ"を創出する邦楽中心の実演家による演奏などが行われる。

さらに神楽坂路上界隈4カ所に、さまざまな伝統芸能のパフォーマンスが楽しめる街角ライブスポットが出現。規定数のスタンプを集めた参加者に同イベントオリジナルグッズを進呈するスタンプラリーも実施される。