メディア製作オフィスが運営する主婦のお悩み解決サイト「syufeel」は9日、主婦・専業主婦を対象に実施した、消費増税後の影響に関する意識調査の結果を発表した。それによると、増税後、購入をやめた商品がある人は6割超に上った。

同調査は、2014年10月2日~3日の期間にインターネット上で行われ、全国の主婦・専業主婦100人から有効回答を得た。

まず、増税後、普段の買物で購入をやめた商品はあるかと尋ねたところ、「ある」は64%、「ない」は36%だった。

増税後、普段の買物で購入をやめた商品はありますか?(出典:syufeel Webサイト)

購入をやめた商品は「高級食品・食材」が最も多く、高級紅茶・果物・輸入食材・牛肉・刺身・ウナギなど、百貨店で販売しているような産地や原材料にこだわった商品が多く見られた。次いで、「お菓子」、「ペットボトル飲料」との順となった。

Q1ではいと答えた方にお伺いします。その商品は何ですか?(複数回答可)(出典:syufeel Webサイト)

増税後、普段の買物で購入回数が減った商品が「ある」人は81%に上り、「ない」は19%にとどまった。購入回数が減った商品は「お菓子」が29人で最も多く、以下、「食品」、「洋服・靴・バッグ」と続いた。

増税後、普段の買物でグレードを落とした商品はあるかと聞くと、「ある」人は78%、「ない」人は22%。グレードを落とした商品の中で最も多かったのは「食品」で、このほか、「生活用品」、「お酒」、「洋服・靴・バッグ」など、毎日の生活に密着している商品が上位に入った。また、メーカーを問わず安い商品に買い替える・プライベートブランドに変更するといった節約をしている人が見られた。