ローソンは7日、2014年度の中間連結決算(2014年3月1日~8月31日)を発表した。それによると、営業利益は8年連続、最終利益は3年連続で中間期として過去最高を更新した。

営業総収入は前年同期比2.5%減の2,419億円、営業利益は同12.3%増の400億円、最終利益は同14.9%増の218億円。また、国内コンビニエンスストア事業の全店売上高は9,894億円だった。

連結経営成績(累計)(出典:ローソンWebサイト)

同社は、近くにあって生活に必要な商品やサービスをいつでも提供できる「社会的インフラ」としての機能を向上する施策を推進。また、共通ポイントプログラム「Ponta(ポンタ)」の購買データ分析を基に、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)とSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の高度化を進め、地域の顧客のニーズに合った品揃えの実現を目指したという。

国内コンビニエンスストア事業については、弁当、おにぎり、サンドイッチ、カウンター・ファストフードなど中食を中心とした商品を強化。また、生鮮食品の安定供給を目指して設立した「ローソンファーム」は全国19カ所まで拡大した。

2015年2月期の通期業績予想は、営業総収入が前年同期比0.4%増の4,870億円、営業利益が同10.1%増の750億円、経常利益が同7.3%増の739億円、最終利益が同2.5%増の389億円と見込んでいる。