お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志と俳優・坂上忍が、5日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、謝罪する芸能人に異を唱えた。

"芸能界と謝罪"について持論を展開した松本人志(左)と坂上忍

活動休止中の矢口真里が10月末で復帰すると一部で報じられ、番組でもこのことが取り上げられた。その後、話題は"芸能人と謝罪"に発展。9月19日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で"美女とのベッド写真"が掲載された俳優・山本裕典が自身のブログで謝罪のコメントを発表したが、ゲストの坂上忍は「なんで謝るんだろうと思って。誰に対して謝ってるのかさっぱり分からないよね」と疑問を投げかけた。

さらに、「(謝罪の対象が)ファンの人だったら分かるんですよ。ただ、謝った文を読んだ時に、当然『こうやって謝った方がいいよ』というような文なわけであって。それをやることにどこに得があるんだろうと。もっと正直であった方が得すると思うんですよ」。これに松本が「芸能界って、ああいうしょうもない安易なことで謝るのをやめようとしてもいいと思うわ」と反応すると、坂上も同意。松本は「もういいってそんなことで謝らんで。こっちも迷惑やわみたいな。俺らもそんなことで謝らなあかんのってなるから」と主張した。

坂上は「あれが当たり前になっちゃうと、その後にやった人もその流れになる」と今後の影響を予測。司会の東野幸治が「確かに謝る風潮に芸能界はなってきてますよね」と語ると、松本は「俺は絶対に謝らへんけどね。本当に」と誓い、「何があっても絶対。だって、誰にも謝ることなんかないし」。レギュラーを務める芸能リポーター・駒井千佳子氏は個人的な見解として「会見なんかやる必要ないと思います」と本音を語った。