整体師の大山奏です。デスクワークの多い40代の方とお話をすると、必ずと言っていいほど四十肩で腕が上まで真っすぐ上がらないと聞きます。普段使っていない部分は意識的に動かしていかないと、年齢と共に衰えていきます。時間があるときには、全身をくまなくストレッチすることも大切です。

今回は、腕のだるさや肩の痛みを解消するストレッチを紹介します。

膝立ちで肩の力を抜く

肩の痛み解消ストレッチ

Step1: 膝立ちをし、両手を身体の前で組む

Step2: 組んだ手を下に下げる

Step3: 組んだ手を上に上げる

膝立ちでも立っていてもどちらでもOKです。最初は肩に力が入らないように注意しましょう。手を身体の前で組むとき、腕を前に突き出すようにします。肩甲骨の間が広がっているように感じられればGood。

息を吐きながら、手を下げていきます。大体45度の角度くらいまで下げ、息を大きく吸って吐きながら手を上に上げていきます。

両手を身体の前で組む

組んだ手を下に下げる

組んだ手を上に上げる

バランスよく全身をほぐす

ストレッチは自分の気になる部分だけ行うことが多いと思います。ですが、気づいていなくてもこっている部分がある可能性もあります。筋トレでは上半身の日、下半身の日などと分けてトレーニングする方法がありますが、ストレッチにもそれを応用して、全身をくまなくほぐすことが大切です。

痛みがあったら無理は禁物

いろいろなストレッチをしていて、身体のどこかがすごく硬くなっていると感じたときにその部分を重点的にストレッチすることはいいことです。ただ、四十肩のように筋肉のこりだけが原因ではないときもあるので、痛みを感じるほどストレッチをしてほぐそうとするのは危険です。

気持ちがいいくらいの場所で止めて、毎日続けることの方が重要です。ストレッチを日常の中に取り入れる工夫も必要かもしれませんね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。