ジャストシステムは3日、自家用車保有者を対象に実施した「自動車に関するアンケート」の結果を発表した。それによると、自動車購入時、14%の人が"普段運転しない"にもかかわらず決定権を持つことがわかった。

同調査は、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用したもの。調査日は2014年9月22日、有効回答は20~60代の個人586人。

自家用車を普段運転することが多い人に、自家用車購入時の決定者を聞くと、「本人」が78.5%で圧倒的に多く、以下、「配偶者」が9.2%、「親」が7.2%と続いた。また、普段乗せてもらうことが多い人に同じ質問をしたところ、「配偶者」が43.7%、「親」が28.3%となった一方、「本人」も14.0%に上った。

自家用車を入手する際、意思決定をする人は?

自家用車を普段運転することが多い人で「次はハイブリッド車(以下、HV)か電気自動車(以下、EV)に買い換えたい」と思う人は24.2%。反対に乗せてもらうことが多い人でHVやEVへの買い換え意向を持つ人は7.7%にとどまり、約3倍の開きがあった。

自家用車を普段運転することが多い人が、購入時に最も重視する項目は「購入価格」が34.8%で最多、次は「燃費」で11.0%。一方、普段乗せてもらうことが多い人が最も重視する項目は「購入価格」の48.5%で、「燃費」は6.8%にとどまった。

自動車の新技術に対する期待については、運転する人・乗せてもらう人ともに「衝突回避を支援する機能」が1位(運転する人:47.8%、乗せてもらう人:43.7%)だった。