JR東日本水戸支社は、常磐線水戸駅の改札内改修工事に着手すると発表した。今年度末の「上野東京ライン」開業を前に、観光やビジネスで訪れた駅利用者に水戸の良さを感じてもらえる「もてなしの空間」を創出するねらいだという。

改修工事完了後の水戸駅改札イメージ

改修工事では、店舗やコンコースを周辺の環境に配慮した統一デザインにリニューアルし、くつろぎの空間を演出。正面改札には改札ゲートを新設し、改札の視認性を高めるとともに、商業施設・案内所・コンコースに一体感を持たせ、茨城県の玄関口としてふさわしい環境演出を行う。あわせてトイレの快適性を向上させる美化工事、災害に備えた天井耐震化工事も行う。着工は9月20日頃で、2015年3月までに順次完成の予定だ。