ベストメガネコンタクトの有楽町駅前店スタッフ八木沼さん

「アンケート結果を見ると、人に会う外ではコンタクト、家ではメガネを使用している人が圧倒的に多いですね。なので、メガネをしている時はノーメイク、もしくはナチュラルなメイクをしている人が多いということだと思います。

今回のアンケートの回答にはありませんでしたが、すっぴんで外に出るときに、メガネをかけて顔を隠すなんて話も耳にしますよね。

メガネの時はマスカラができない(メガネにあたってしまって汚れるため)という回答も何件かありました。これは女子にとっては重大な悩み。店舗で接客している時に、そういった悩みをお客様によく相談されるんですよ。

対処法としては、まつげが長い方や、マスカラをつける時は鼻パッドのついたメガネを選ぶといいと思います。眼とレンズの距離が離れているので、比較的汚れにくいためです」

―「自分に似合うメガネ」の選び方はどうすればよいのでしょうか?

「理想の顔型を目指すために、顔の弱点を補正できるメガネを探す」というのが自分に似合うメガネを選ぶ基本です。「卵型」で「小さめ」さらに「立体感」があるものが人間の理想の顔型と言われています。例えばメガネは形状を見ても分かるように「平面」ですから、メガネが大きいとお顔の立体感がなくなりますし、チャームポイントである目を小さく見せてしまいますので注意が必要です。

チェックポイント

・お顔の横幅とメガネのバランス
→フレームの横幅の長さは、顔の横の長さ(お顔の横幅の一番張っているところの長さ)と、同じかやや狭くするといいです。

・お顔の長さとメガネのバランス
→メガネの縦幅は最も長くても、お顔の縦の長さの1/3以内に!1/3以上になると、お顔の立体感がなくなります。

・レンズの縦幅と目の位置関係
→レンズの縦幅の1/2が下目瞼にくるようにすると安定した印象になることが多いです。黄金分割(1:1.6)は美しく見えるとともに安定感が出ます。ただ、レンズの幅によっては例外があります。

・眉とメガネのバランス
→フレームのトップリムラインが眉型にあっていると、素の顔のイメージを壊しずらいです。わざと眉毛の形と異なるトップリムラインをお選び頂くことで、素顔とはガラリと違った印象にすることもできます。

・テンプルの位置のバランス
→お顔が長めの方は、ブリッジとテンプルの位置がなるべく低いものを選ぶと長さをカバーできます。お顔が短めの方は、ブリッジとテンプルの位置がなるべく高いものを選ぶと面長に見えます。

まずは、これらを考慮しながらメガネを選んでみましょう。例えば、丸みのあるフレームは優しく、温かみを与えますので、ほっそりしたお顔に向いていますね。逆に角ばっているフレームは、シャープな印象を与えますので、ふっくらしたお顔に向いています。最終的には、どんな印象になりたいか。それに合わせてメガネを選ぶことがいいのではないでしょうか」

メガネは視力矯正には欠かせないものですが、ただかけるだけではなく、メイクや自分の顔を含めたトータルな着こなしを意識したいですよね。今回教わったポイントを参考に、すてきなメガネライフを楽しみましょう!