ウエディングパークが運営する「ガールズスタイル LABO」はこのほど、20代~40代の女性122名を対象に実施した、「女性同士のコミュニケーション」に関するアンケートの結果を発表した。調査期間は8月14日~21日。

8割以上が「女性同士のコミュニケーションに気を使う」と回答

「女性同士のコミュニケーションで気をつけること」

調査ではまず、「女性同士のコミュニケーションで気をつけていることはありますか?」と質問したところ、8割以上もの女性が「はい(85.2%)」と回答した。その理由として、「女性は、顔は笑っていても内心すごく怒っている時がある」(20代後半)、「嫉妬や対抗心を持つ場合が多い。噂話が好きで、悪い噂をすぐに流しがち」(30代前半)、「根に持たれるとずっと続くし、他の人に伝わってさらに拡大する」(20代後半)といった声が多数寄せられた。

そんな女性同士のコミュニケーションで大切なことについて教えてもらったところ、話を否定せずに、相手の愚痴や気持ちに「共感・同意」することや、深入りせずに「適度な距離感」を保つこと、さらに、会話が楽しくなるように相手を持ち上げ「褒める」といったポイントが並んだ。

マウンティング「された人」5割、「仕掛けた人」3割

「マウンティングされた経験」

「マウンティングした経験」

続いて、「マウンティング女子(自分の方が相手より上ということを、直接的ではなく、それとなく誇示する女子のこと」について調査を行った。マウンティングされた経験があるか尋ねたところ、「はい(51.6%)」「いいえ(48.4%)」と、およそ2人に1人がマウンティングされたと回答した。

「玉の輿で、ブランド物で全身を固めるようになった友人。人が身に付けているブランド品を見て『それ○○? ふーん、かわいいね(あたしの付けている●●のほうが格上だけどね)』という言葉の裏がビンビン伝わってきた」(30代前半)、「友人に『偉いよね、料理とかお弁当とか作って』と言われたので『そんなことないよー』と返すと、『フルで働きながら無理だもん!』と言われた。私は専業主婦、彼女はフルで働いている独身」(20代後半)といった経験談が寄せられた。

一方、自らマウンティングを仕掛けた女性はどのくらいいるのか調べた結果、およそ3割(27.0%)という結果に。具体的なマウンティングの内容はというと、「腹が立った時に『自分は相手よりも上である』ということを意識しながら発言して威嚇することがある」(20代前半)、「彼氏ができた時、結婚する時など、彼氏なしや未婚の友達の前で『幸せオーラ』を出した」(20代後半)といったものだった。

「リーダー」「気が強い」「噂好き」は怖い

「敵にすると怖い女性はいますか」

職場や友人で「敵にしたくない」もしくは「敵にすると怖い」と思う女性はいるかと質問したところ、およそ約7割が「はい」と回答。さらに、それはどのようなタイプの女性か聞いたところ、「気が強く、集団の中でも一目置かれるリーダー的な女性。周りへの影響力が凄そう」(20代後半)、「何も怖いものがないみたいで、なんでもずけずけ言う、おばちゃん根性丸出しの女性」(30代前半)、「自分の一派を作りたがる女性。悪口ゴシップ大好きな女性」(30代前半)など、「上司/リーダー」「気が強い」「噂好き」といった周りへの影響力が強そうな女性が挙げられた。