日産自動車は、「NV200バネット ワゴン」の仕様を一部変更して9月3日に発売するととも、上級グレード「プレミアムGX」を追加設定して11月に発売すると発表した。

「NV200バネット ワゴン 16X2R」(定員5名)

NV200バネットの一部仕様変更では、安全に関する法規制強化への対応として、ワゴン全車にクルマの横滑りを軽減する「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」を標準装備。また、ボディカラーのラインナップに「ラグーンブルー(PM)」と「タイガーアイブラウンー(PM)」を新たに追加し、シートデザインを黒とグレーのコーディネーションに変更している。NV200バネットの価格は、定員5名のモデルが193万7,520円、定員7名のモデルが204万5,520円。

「NV200バネット ワゴン プレミアムGX-3R」(定員7名)

今回ワゴンに新設定されたプレミアムGXは、今までバンのみに設定されていた上級グレード。専用のフロントバンパーやフロントグリル、フードトップモールなどを採用し高級感のあるエクステリアデザインとし、キーを取り出さずにドアの開施錠やエンジン始動ができるインテリジェントキーや、断熱効果もあるプライバシーガラス、2列目での換気が可能なスライドサイドウインドウなど、人気の高いアイテムが標準装備されている。NV200バネット プレミアムGXの価格は、定員5名のモデルが222万3,720円、定員7名のモデルが233万1,720円。

「NV200バネット ワゴン アンシャンテ ステップタイプ」

なお、同社関連会社のオーテックジャパンは、NV200バネット ワゴンの一部仕様変更に合わせ、同車をベースにしたライフケアビークル「チェアキャブ 車いす1名仕様 3人掛けリヤシートタイプ」と「アンシャンテ ステップタイプ」を一部仕様変更し、新たに「運転席マイティグリップ」も設定して9月3日に発売した。