鳥取県とクラウドソーシングで商品企画を行う共創プラットフォーム『Blabo!』を運営するBlaboは25日、生活者と共同で商品開発に取り組む「とっとりとプロジェクト」を開始した。このような取り組みは全国で初めてという。

「とっとりとプロジェクト」トップページ(出典:とっとりとプロジェクトWebサイト)

同プロジェクトでは、鳥取県の中小企業の持つ商品や技術を活かしてヒット商品を作るために、コンセプト、ネーミング、プロモーションプランを全国から募集。採用されたアイデアはパッケージ化され、商品として発売される予定だ。

『Blabo!』には、1万3,000人の生活者プランナーが参加しており、オンライン上で企業が商品企画の依頼を投げかけると、生活者プランナーから企画が投稿される。今回も鳥取県の各社について企画会議が開かれ、商品化に向けてアイデア出しを行っていく。鳥取県内や会社の中では生まれにくい県外の視点や生活者の視点を取り入れて商品企画ができることが、最大のメリットという。

「地域活性化に協力・貢献したい全国の生活者」は、企画ひとつで地域活性化に貢献することができる。また、ベストアイデア賞(1人)に選ばれた人には「鳥取の特産品詰め合わせ」がプレゼントされる。

今後は、餅屋、お茶屋、天然水販売会社などの食品業者やユニークな技術を持つ町工場など、鳥取県内の中小企業の商品企画を行い、ヒット商品を共創していく。アイデア募集期間は2014年11月末までを予定している。