日本自動車工業会は31日、2014年6月の自動車生産実績を発表した。それによると、6月の自動車生産台数は前年同月比6.6%増の85万7,317台となり、10カ月連続で前年を上回った。

車種別に見ると、乗用車は前年同月比7.0%増の72万7,606台と、10カ月連続のプラス。このうち、普通車は同5.3%増の40万4,153台、小型乗用車は同1.2%減の15万6,632台、軽自動車は同21.5%増の16万6,821台となった。

トラックは前年同月比4.1%増の11万7,512台と、12カ月連続のプラス。このうち、普通トラックは同0.5%減の4万9,993台、小型トラックは同11.9%増の2万9,577台、軽トラックは同4.8%増の3万7,942台となった。

バスは前年同月比5.8%増の1万2,199台と、3カ月ぶりのプラス。このうち、大型バスは同3.0%増の663台、小型バスは同6.0%増の1万1,536台となった。

2014年1月~6月分四輪車生産実績速報(出典:日本自動車工業会Webサイト)

国内需要は前年同月比0.4%増の45万2,555台。一方、輸出は同4.0%減の39万915台と、7カ月連続で減少した。

2014年上半期(1~6月)の生産累計は前年同期比8.7%増の506万6,178台と、上半期としては2年ぶりのプラス。このうち、乗用車は同9.1%増の431万9,949台、トラックは同6.8%増の67万7,566台、バスは同2.4%増の6万8,663台となった。

国内需要は前年同期比10.8%増の300万5,806台。輸出は同5.0%減の216万7,873台と、上半期としては2年連続のマイナスとなった。