マツダは17日、約7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「デミオ」(海外名「Mazda2」)を防府第1工場(山口県防府市)で生産開始するとともに、外観などを世界初公開した。新型「デミオ」は今秋以降、日本から順次グローバルに導入を開始する予定。

新型「マツダ デミオ」(日本仕様)

新型「デミオ」は、「CX-5」「アテンザ」に続き、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」を全面的に採用した同社新世代商品の第4弾となる。

「魂動」にもとづくデザインで、クラスを超える存在感と生命感を実現。「SKYACTIV技術」においては、これまでの新世代商品の設計思想をベースに、コンパクトカー向けに新開発したエンジン・トランスミッション・ボディ・シャシーなどにより、走る歓びと優れた環境・安全性能を両立するという。

また、ドライバーの危険認知・判断をサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」や、新世代カーコネクティビティシステム「Mazda Connect(マツダ コネクト)」など、最新装備も幅広く採用されている。

搭載するエンジンは、2.5Lガソリンエンジン並みのトルクと高い燃費・環境性能を両立する新開発小排気量クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」のほか、新世代高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」「SKYACTIV-G 1.3」を、市場ごとに適切なラインナップで展開する。国内市場には、「SKYACTIV-D 1.5」「SKYACTIV-G 1.3」を導入する予定としている。