お笑いコンビ・ピースの綾部祐二と又吉直樹が、全米初登場1位を獲得した『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(9月19日 日本公開)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦することが15日、明らかになった。

上が『猿の惑星:新世紀』場面写真、下がピースの綾部祐二(右)と又吉直樹(左)

本作は、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編。猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界を舞台に、"共存"と"対立"のはざまで重大な決断を迫られていく猿と人間たちの葛藤を描く。

綾部が演じるのは、猿と危険なシチュエーションで出会う人間の役で、ストーリーが一気に加速するシーンで登場する重要な役となる。月に5~10本見るほど映画好きという綾部は、オリジナルも前作も見ている同シリーズの大ファン。「結構セリフの多い役なので、不安に思っています」と言うも、作品に参加できることに喜びを感じているようだ。

一方、又吉の役は未定。「日常会話も『棒読み』なので気を付けたい。迷惑のかからないセリフの少ない役をお願いできればと思います」と、初の声優への不安を口にしている。なお、9月19日に公開に向け、今月末には2人のアフレコが行われる予定となっている。

配給の20世紀フォックス映画は、2人の起用について、「幅広いファン層を持ち、かつアフレコ初挑戦というフレッシュさ」に加え、「猿と人類の両方が"共存"か"決戦"かの決断を迫られるという点が、ストーリー上の大きなポイント。だからこそ、"平和"の大切さもアピールすべきということで、ピースのお2人に声優を依頼しました」と話している。

(C)2014 Twentieth Century Fox