パイプドビッツは4日、中小規模事業者や個人事業主向けクラウド型会計ソフト「ネットde会計」および「ネットde青色申告」において、ジャパンネット銀行と普通預金口座の取引明細データ連携を開始したと発表した。

今回の連携により、ジャパンネット銀行の口座を保有する「ネットde会計」「ネットde青色申告」ユーザーは、同銀行の入出金明細を自動で取り込むことが可能になる。データを一度取り込むと、二度目以降は仕訳学習機能により、勘定科目や補助科目を自動で付与して仕訳データとして取り込むため、データの入力作業を大幅に軽減できるという。

ジャパンネット銀行との連携により経理作業時間を大幅削減

データ連携は、「ネットde会計」「ネットde青色申告」からジャパンネット銀行のサーバに直接接続するほか、口座情報とパスワードで都度認証した上で取引明細データをジャパンネット銀行から直接取り込む。複数のセキュリティ対策により、安心して利用できるとしている。

わかりやすくシンプルなUIを採用し、選択期間の入出金明細をまとめて仕訳データに反映。数百行におよぶ入出金明細も短時間で入力できるといい、登録した仕訳データは試算表や決算書にも自動反映される。「ネットde会計」「ネットde青色申告」、ジャパンネット銀行のいずれもWindowsとMacの両方に対応している。