ジャパンネット銀行はこのたび、10月下旬より、JNB VisaデビットにVisa認証サービス(Verified by VISA・3Dセキュア)を導入すると発表した。

Visa認証サービスは、Visaが提供する本人認証サービスで、第三者による不正利用を未然に防ぐことができるという。Visa認証サービス参加加盟店でインターネットショッピングを利用の際に、JNB Visaデビットの「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」に加えて、Visa認証サービス用のパスワードを入力することで本人認証を行う。

通常、Visa認証サービスには、利用者自身でパスワードの事前登録が必要だが、ジャパンネット銀行では、日頃ネットバンキングで使っているトークン式ワンタイムパスワードを利用するという。ワンタイムパスワードはトークンに表示されるため、忘れる心配がない。また60秒で無効になるため、より安心して利用できるとしている。

なお、Visa認証サービスにワンタイムパスワードを利用するのは、ジャパンネット銀行が日本で初めてだとしている。

また、これまではVisa認証サービスを必須としているネットショップやオンラインサービスでは、JNB Visaデビットを利用できなかったが、Visa認証サービスの導入により、これまで以上に幅広いシーンでJNB Visaデビットを利用できるようになったとしている。

Visa認証サービス・導入概要

  • 開始日時:10月下旬(予定)

  • 対象サービス:JNB Visaデビット

JNB Visaデビットカード(Visaデビット付キャッシュカード)

JNBカードレスVisaデビット

  • 利用方法:Visa認証サービス参加加盟店でJNB Visaデビットを利用すると、認証画面が表示される。配布しているトークンに表示されるワンタイムパスワードを入力し認証を行う。

Visa認証サービス参加加盟店のロゴマーク。Visa認証サービスの専用画面ではこのロゴマークが表示される

ジャパンネット銀行は、今後も安心してネット決済を利用できるよう努めていくとしている。