ものまねタレントのコロッケが1日、東京・新宿の福家書店で新書『マネる技術』(発売中 840円税別 講談社刊)の出版記念会見を行った。

新書『マネる技術』の出版記念会見を行ったコロッケ

同書では、ものまねタレントとして34年のキャリアを誇るコロッケが、ものまねを作り上げるまでの秘密や、常に第一線であり続けるための秘けつを明かしている。会見に登場したコロッケは「34年間ふざけてきたんで、本くらいはちゃんとしたいなと思って書きました。人生のバイブルになるような、僕の集大成が詰まった1冊になってます」と自信を見せ、「ある意味裏面のコロッケをお見せしていますね。人の真似をすることを二番煎じだって抵抗を感じる人もいるでしょうが、真似することで自分の人生が大きく変わることもあります」とアピールした。

報道陣から「この本をものまね芸人が読んでパクられたらどうする?」と質問されると「僕自身がパクリ芸人ですから(笑)」と苦笑いを見せつつ、「特に後輩芸人には読んでもらいたいですね」と話した。最近は徳永英明のものまねを開発中といい、会見場でもものまねを披露。「今日初めて披露しました。玉置浩二さんとのデュエットでやったら面白いかもしれない。でも、徳永さんが見たら何て言うかな(笑)」と心配顔も見せた。

また、覚せい剤取締法違反などの罪で起訴されたCHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告についてコメントを求められると「ノーコメントでお願いします。今、一番やれないネタですね」と苦笑いしながらも「今回の件で、皆さん色んな思いがあるでしょうけど改心して頑張っていただきたいですね。ファンの方々の思いがASKAさんに届いて、良い形になれば」とエールを送っていた。