セブン&アイ・ホールディングスは17日、2015年夏を目途に、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにコンビニエンスストア「セブン‐イレブン」を出店すると発表した。中東地域への出店は初めてという。

同社の完全子会社である7‐Eleven,Inc.(本部:米国テキサス州ダラス)と、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)の「SEVENEMIRATES INVESTMENT L.L.C」(2014年5月28日設立)はこのほど、マスターフランチャイズ契約を締結。これにより、7つの首長国から成るアラブ首長国連邦おいて、「セブン‐イレブン」店舗の展開を開始する。

『SEVENEMIRATES INVESTMENT L.L.C』がアラブ首長国連邦におけるセブン‐イレブン運営会社となり、同国カリファ大統領の孫に当たるザイード王子が代表者に就任。今後は、同国政府が政策に掲げる流通業近代化と同国における顧客の利便性向上を図るため、将来的なフランチャイズ展開も視野に入れ、セブン‐イレブン事業を展開するという。

一方、セブン‐イレブン・ジャパンは、出店準備段階から同社が培ってきたドミナント出店、チームマーチャンダイジング、単品管理等の手法・手順をもってセブン‐イレブン運営会社を支援するとしている。