セブン&アイ・ホールディングスは26日、2014年秋に神奈川県川崎市の武蔵小杉駅付近に商業施設「グランツリー武蔵小杉」をオープンすると発表した。店舗面積は3万7,000平方メートルと同地域最大規模になるという。

「グランツリー武蔵小杉」は、日本初や神奈川県初出店となる店舗を含む約150の専門店の出店を計画。同社グループの「イトーヨーカドー」「そごう・西武」「ロフト」「アカチャンホンポ」なども出店し、いずれもコンセプト、レイアウト、サービスなどにおいて、新業態にチャレンジする。

「グランツリー武蔵小杉」外観イメージ

同社が推進する「オムニチャネル」を最大限に活用し、リアルとネットの融合を進め、"新次元"の店舗作りを行っていく。さらに、利用者がより快適なショッピングができるように屋上公園やレストスペース、ベビールーム(授乳室や育児相談所など)などを設置し、「都会の中の家族のオアシス」を目指すとしている。

なお、「グランツリー武蔵小杉(GRAND TREE MUSASHIKOSUGI)」の名称は、「お客様や街に寄り添い、ともに成長し躍進する、大きな温もりのある樹のような存在でありたい」との想いから決定したという。

所在地は神奈川県川崎市中原区新丸子橋東3丁目1135番地。敷地面積は約2万4,900平方メートル。地下2階、地上4階。