のと鉄道観光列車のデザインがこのほど公開された。のと鉄道は和倉温泉~穴水間の第3セクター鉄道。2015年春の北陸新幹線金沢開業に合わせ、車両を2両増車するという。

のと鉄道観光列車の外装デザイン(画像はすべてのと鉄道提供)

同社によれば、増車する2両に関して、「お客様にもっと喜んでいただけるよう、観光列車と仕立て上げたいと考え、デザインを決定しました」とのこと。観光列車の名称は近く公募予定としている。

観光列車のデザイン監修は、山村真一氏が代表を務めるコボ(工業デザインを主体とするデザイン会社)が務めた。外装は、能登の海をイメージした「日本海ブルー(濃紺色)」を基調に、素朴な中にも深みのある上質感を演出。能登の大地や実りをイメージしたえんじ色のアンダーラインを施した。

車内のシートは、1両が豊かな里海をイメージしたブルー、もう1両が里山の実りをイメージしたオレンジに。里海の眺望を楽しめる海向き展望シートや、グループで楽しめるボックス席、運転席隣の展望シートを設置する。能登ヒバを使用した客室テーブルや、田鶴浜建具の組子と輪島塗(沈金)がコラボしたパーティションなど、能登の天然素材・伝統工芸品が車両の部材に活用される。

全席にテーブルが配置されるとともに、冷蔵設備などを備えたサービスカウンターも設置され、「乗車時間が比較的短い中で、充実した一皿・一杯を味わっていただく」とのこと。例として、「コンパクトな能登丼の提供」「能登大納言小豆を使用したスイーツの提供」「能登の地酒、地ビール、能登ワインの提供」が挙げられている。

のと鉄道観光列車の内装デザイン