近畿日本鉄道はこのほど、7月19日に実施する「15200系あおぞらII復刻版 湯の山線・鈴鹿線入線ツアー」の参加者募集を開始した。

復刻塗装車両15200系「あおぞらII」

同社の15200系「あおぞらII」(2両1編成)は、初代「あおぞら号」(20100系)の塗装を再現した復刻塗装車両。元は12200系特急車両で、昨年7月に団体専用列車「あおぞらII」の補充車両として投入される際に復刻塗装を施され、車両系統も15200系に改められた。

今回のツアーは、15200系「あおぞらII」が初めて鈴鹿線に入線し、伊勢若松~平田町間を2往復運転する。湯の山線(近鉄四日市~湯の山温泉間)も走行するほか、近鉄四日市駅・伊勢若松駅・白子駅では普段は見られない入換運転を実施。その際、そのまま乗車体験をすることも、ホームに降りて撮影を行うことも可能だ。湯の山線の伊勢松本駅で乗り換えて湯の山温泉駅に先着し、停車中の納涼ビール特急「湯の山温泉サマーライナー」と15200系「あおぞらII」の到着シーンを撮影するという楽しみ方もできる。

近鉄名古屋駅発着で、代金は大人8,700円、小児6,700円(いずれも税込)。代金には運賃(週末フリーきっぷ代)、昼食代、乗車証明書・記念入場券代などが含まれる。ツアー参加者がもらえる記念入場券は近鉄名古屋駅、近鉄四日市駅など7駅の入場券を記念台紙にセットしたもので、近鉄名古屋駅、近鉄四日市駅、津駅、宇治山田駅の各営業所でも7月19日から販売開始。同ツアーは近鉄の各駅営業所にて募集しており、120名の定員になり次第、締切となる。