今年に入ってからというもの、謝罪続きのジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、14、5歳時に撮影されたビデオの中で黒人差別語を使用して非難されていた問題で、さらに新たなビデオが公開され、「黒人を殺し、クー・クラックス・クランに仲間入りする」という発言がさらなる物議を醸している。

ジャスティンは、ビデオの中で自身の大ヒット曲「ワン・レス・ロンリー・ガール」の歌詞を「ワン・レス・ロンリー・ニガー」と変えて歌った後、アメリカの南部で結成された白人至上主義グループの「クー・クラックス・クラン」に参加するとジョークを放っている。ザ・サン紙によれば24秒のその動画の中でジャスティンは、差別用語とされるニガーという言葉を何度も繰り返している姿が映されており、ある関係者は以下のように話している。

「残念ながらジャスティンの態度は衝撃的な事実であり、このような深くて感情的な問題に対するジャスティンの態度を明らかにしています。人々はこれは見る必要があるでしょう。一般社会の子供たちはこのような冗談は言いません。ジャスティンはスタッフに守られていますが、カメラは嘘はつきませんからね。これこそ本当のジャスティンの姿なのです」

ジャスティンは、最初に公開されたビデオについて、数日前、次のように謝罪したばかりだった。

「ある言葉の力やそれがどれだけ傷つけるものなのかってことを、若くて理解していなかったんだ。傷つけるような言葉や冗談を繰り返すことが問題ないと思っていたけど、その当時はそれが面白いものでもなく、ただの無知な行動だってことに気づいていなかったんだ。友人や家族のおかげで、俺は過ちから学んだし、成長したし、その悪いことについて謝りもした。そして今になってその過去の過ちが公になったことで、また自分が傷つけた人たちに対して謝罪する必要があるんだ。本当に申し訳ない」

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