整体師の大山奏です。体幹トレーニングで身体を引き締めることも重要ですが、スポーツのパフォーマンスを上げたり疲れにくい身体を作ったりするためには、身体の柔らかさも大切な要素です。さらに全身の血行をよくすることができれば、脂肪燃焼にも効果的です。今回は体幹を鍛えながら、股関節の動きをよくするトレーニングをご紹介します。
両手を胸の前で組み、片方の膝を内側に、反対の膝を外側に曲げて座った状態からスタートします。外側に曲げた脚を持ち上げて、前後に動かします。
床から10~20cmの高さをキープし、脚を前後に
脚は床から10~20cmの高さまで上げてキープします。この状態のまま動かさないだけでも、ジワジワと横腹に負荷がかかっているのがわかると思います。上半身が横に倒れないように保ちながら脚を前後に動かします。脚が同じ高さで動かせる範囲からはじめてみてください。
脚が水平にならないとNG
トレーニングのポイントは脚を床と水平に上げることです。膝が高くなってしまうのはNG。また、重心をなるべく中心からずらさないようにします。この体勢を保つためには、体幹部分でしっかりと支える必要があります。脚を前後に動かすときには、股関節を大きく動かすイメージを持ちましょう。
股関節周りを鍛えて活発な代謝を目指す
左右10往復ずつからチャレンジしましょう。簡単にできるようなら、一定のリズムで30秒から1分間動かし続けます。さらにわき腹に負荷をかけたい場合は、脚を動かすのに合わせて反対側に上半身をひねります。手と脚は両方とも床と水平です。ゆっくりと1回1回をていねいに動かしましょう。
股関節周りの筋肉を動かすと、全身の血流もよくなり代謝が活発になります。夏に向けてダイエットをはじめている人は、ぜひこのトレーニングをメニューに取り入れてみてくださいね!
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。
「ひよっこライター大山奏」