名古屋鉄道は創業120周年を記念し、6月7日から順次、記念商品の販売や記念イベントの開催などを行う。

名古屋鉄道が今年6月で創業120周年を迎える

同社の前身である愛知馬車鉄道が1894(明治27)年6月25日に創業し、今年6月で120周年を迎える。今回発売される記念商品は、「2015年名鉄卓上カレンダー付きミューチケット」と「名鉄創業120周年記念乗車券」など。

「2015年名鉄卓上カレンダー付きミューチケット」は、名古屋鉄道の代表的な車両をデザインした月めくりカレンダーに、特別車両券(ミューチケット)引換券をセットにしたもの。6月7日に1~4月分を1,400円で発売し、7月5日に5・6月分(720円)を、8月2日に7・8月分(720円)を順次発売。9月から12月までは、各月の第1週目の土曜日に1カ月分を360円で発売する。各月とも1,000枚限定。名鉄名古屋駅サービスセンターと名鉄通販サイト「Mモール」にて取り扱う。

「名鉄創業120周年記念乗車券」は、歴代の特急用車両全車種を載せた全26種類の硬券普通乗車券と、同社の年表や特急車両の歴史などを記した台紙のセットで、1セット4,000円。台紙は縦66cm、横39cmで、名古屋鉄道としては過去最大の大きさだという。6月25日から名鉄名古屋駅サービスセンターと主要駅、名鉄通販サイト「Mモール」にて販売する。

記念イベントとしては、特急車両への記念ヘッドマークの掲出、乗客へのプレゼントなどが企画されている。記念ヘッドマークは6種類あり、「パノラマSuper」(1000・1200系)の6組成に、6月9日から12月まで順次掲出するという。乗客プレゼントは6月28日に実施。新鵜沼駅11時32分発豊橋行の特急車内で、東岡崎~国府駅間を乗車している人に120周年ロゴが入ったオリジナルカードケース(名刺入れ)を配布する。