シャトレーゼはこのほど、同社の白州工場見学施設をリニューアルオープンした。

白州工場

まんじゅうの試食と販売も

同施設は、南アルプス北部の山梨県・甲斐駒ケ岳の麓に位置する同社の工場。今回のリニューアルを経て、「自然豊かな環境にある素材にこだわったお菓子工場」をコンセプトに、同社のお菓子作りを体感できる工場に生まれ変わったという。

新たに設立された「名水トンネル」は、白い壁に水のイメージを投影したトンネル状のコーナー。同社のお菓子に使用している"白州名水"について、見学者によりイメージを深めてもらうために新設した。白州名水は工場内の深井戸からくみ上げるミネラルの少ない水で、香りや素材の味を引き立たせる、お菓子作りに最適な水質だという。

水中トンネル

また、普段見ることのできない"豆洗い"や"炊き上げ"などの製餡(せいあん)工程を間近で見学できるようにもなった。同工場では契約農家から仕入れた北海道十勝産の小豆と白州名水を使って、素材の味を生かした餡を製造している。そういったこだわりを見学者がより感じられるように、「白州名水蒸し饅頭」の試食や販売も行う。

ほかにも、同工場では1時間に2万4,000本のアイスクリームも製造しており、ガラス越しにアイスクリームの製造工程を見学できる。時間内であれば、見学客は無料でアイスクリームの食べ放題も楽しめるという。

製餡工程

アイスクリームの製造工程

なお、見学は平日の9時から15時までで、ガイド付き見学とフリー見学を選択できる。所要時間は約1時間で、見学料金は無料。工場の所在地は山梨県北杜市白州町白須大原8383-1。また同社は、当日待たずに入場できる、事前予約の上での利用をおすすめしている。ホームページもしくは電話での予約も可能。工場休業日を除き無休で、休業日はホームページの予約フォームにて確認できる。