トリドールは日系外食チェーンとして初めてアフリカ大陸に進出し、日本食のファストフード業態「teriyaki JAPAN(テリヤキ・ ジャパン)」の第1号店を、2014年中を目途にケニア・ナイロビにオープンする。

「teriyaki JAPAN」の第1号店をケニアにオープン

2017年までにケニアに20店舗オープンを目指す

同社は日本国内において讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を主力に店舗展開しているが、海外でも現在10カ国・地域で合計61店舗の外食店舗を展開している。あえて和食を高級ブランド化せずに商品価格を抑え、現地の文化や好みに合わせてメニューも開発し、各国の利用者に親しまれる店舗づくりを行ってきた。

同社は4月に、ケニア共和国・ナイロビに現地法人「TORIDOLL KENYA LTD(トリドール ケニア)」を設立。ケニア共和国は首都ナイロビを中心に、非常に高い経済成長や人口増加が見込まれている。外食産業の発展も期待されていることから、日本食のファストフード業態「teriyaki JAPAN」をオープンする。

メインメニューは、日本食にルーツを持ちながら海外でも広く親しまれているテリヤキチキン。チキンはアフリカ諸国でも貴重なタンパク源であり、ごちそう感がある。テリヤキチキンを中心にご飯や麺、サラダをワンプレートで提供し、これまでにないテリヤキチキンの食べ方を提案していく。

同社では、今後3年後の2017年中に「teriyaki JAPAN」をケニア国内で20店舗まで拡大することを目指し、東アフリカを中心に積極的に事業展開を進めていくという。