俳優・藤原竜也、中田秀夫監督が12日、福岡・博多のT・ジョイ博多で開催された映画『MONSTERZ モンスターズ』(5月30日公開)の試写会に出席し、舞台あいさつを行った。
本作は藤原竜也と山田孝之がダブル主演を務め、2人にとって初共演となる作品。映画『L change the World』の中田秀夫監督と佐藤貴博プロデューサーが再びタッグを組み、すべての人間を操ることができる特殊能力を併せ持つ超能力者(藤原)と、その能力が全く通じない田中終一(山田)の生死を分けた壮絶な闘いを描いた。この日、藤原は中田監督と共に、スケジュールの合間を縫って日帰り訪問。15日に32歳の誕生日を迎えることから、中田監督からサプライズで博多人形が贈られ、観客からのバースデーソングで祝福を受けた。
「やったことがあったようでなかった、こういう役が初めてだったので面白かったです」と言う藤原。視界に映る人々を操ることができる役柄ということもあり、見どころを「目だけ150カットくらい撮ったりしたので、目に注目してください」と伝え、「こんなに目を開いていることはないです」と言い切る。初共演の山田については、「すごく良い俳優さんです」と絶賛し、「僕が演じる"男"を追い詰めて暴走を止めるという、ずっとテンションが高い役。すごいエネルギーを使う役なので、何かを犠牲にしてでもそこを表現するパワーはすごいと思いました」とベタ褒めだった。
また、本作では藤原演じる"男"の裸体シーンが登場する。藤原は「皆さん見る前ですが、このシーンいるかって99人に聞いたら全員いらないって言うシーンなんです」と分析し、「でも、監督だけがいる! と言っていました(笑)」とコメント。中田監督は、「最近、ヒットしている映画では男性が裸体になっていることが多いんですよ(笑)」と説明し、「『土竜の唄』には負けないぞ! と思っています」と明かした。