タレントの壇蜜が、7月18日スタートのテレビ東京系ドラマ『アラサーちゃん 無修正』(毎週金曜24:52~25:23)で、初の連ドラ主演を務めることが12日、明らかになった。

ドラマ『アラサーちゃん 無修正』で主演を務める壇蜜

原作は、雑誌『週刊SPA!』(扶桑社)で連載中の同名4コマ漫画。元セクシー女優で漫画家の峰なゆかが、アラサー世代の日常を通して男女の本音を赤裸々に描き、単行本はこれまでに15万部を突破した。壇蜜は昨年、峰と対談した際に「実写化の時はぜひ!」と猛烈アピール。峰自身、壇蜜のDVDパッケージを参考に主人公・アラサーちゃんのキャラクターを考案していたことから、「アラサーちゃんは壇蜜さんに」という思いがあったという。

壇蜜は、TBS系『半沢直樹』(2013年)でのホステス役が話題となり、その後もテレビ東京系『衝撃ゴウライガン!!』(2013年)、NHK BSプレミアム『珈琲屋の人々』(2014年)、フジテレビ系『ブラック・プレジデント』(2014年)などに出演。フジテレビ系『星新一ミステリーSP』(2014年2月15日)や朝日放送『悪夢の六号室』(2013年12月27日)などの単発ドラマでは主演を務めた経験があるが、連ドラでの主演は今回が初となる。

もともと原作ファンだったという壇蜜は、「口約束していたことが本当に現実になって、とても光栄です」と昨年の対談を振り返る。「私は今年で34歳になるのですが、アラウンドサーティーと呼べる時期にオファーを頂いたこともラッキーだなと思いますね」と今回の出演を喜び、「しっかりお勤めして恩返しできたらと思います」と意気込みのコメント。「アラサー男女の赤裸々で過激なシーンも見所です」とアピールし、視聴者に「この内容がために"深夜枠"ということも、ぜひ楽しみにご覧いただけるとうれしいです」と呼びかけた。

一方の峰は、ドラマ化の話に当初は不安もあったそうだが、アラサーちゃん役が壇蜜に決まったことに「まさか実現するとは本当にうれしいです」と満足気。主人公を取り巻く登場人物たちも、オラオラ君役に川村陽介、文系くん役に忍成修吾、ゆるふわちゃん役にみひろ、大衆くん役にキングオブコメディ・今野浩喜、非モテちゃん役にたんぽぽ・川村エミコ、サバサバちゃん役に佐藤仁美といった個性豊かなキャストが集結し、峰も「漫画の世界観に忠実」と太鼓判を押している。

(C)峰なゆか/扶桑社/KADOKAWA (C)「アラサーちゃん 無修正」製作委員会