また、「歌ってみた」ステージには、昨年に引き続き岡村隆史や「めざましテレビ」の軽部アナが登場。自慢の歌声を披露して大喝采を浴びていた。こうした有名人が登場すると、もちろん会場は一気に盛り上がるのだが、かといって有名人のワンマンショーにはならないのが超会議のいいところ。最近はすっかりニコ動がメジャー化してテレビっぽくなったような印象も受けていたのだけど、一般人と有名人が肩を寄せあって一緒に盛り上がる光景を見て、これはネットのイベントならではだなと改めて実感できたのだった。
有名人という点で触れないわけにはいかないのが、昨年に続いて2回目の来場を果たした安部首相だ。安部首相はまず「言論コロシアム」で政治ジャーナリスト・角谷氏と対談を行った後、自民党ブースに移動。痛車仕様の選挙カーに乗って演説を行う姿に、集まったユーザーは旗を振りながら熱狂していた。なお、ブースを出展している政党は自民党だけではない。超会議には政治エリアがあり、各政党がブースを構えて講演などを行っていた。ただ、企画内容や盛り上がり方などは各政党で多少差はあったようだ。エンタメと政治は一見すると相容れないようにも思えるが、ニコニコ生放送では公式に政治関係の番組も多数放送されており、ニコファーレではかつて党首討論が実施されるなど、ニコ動と政治は実は親和性の高い関係にある。アニメやゲームのブースと同じ会場に、政治や言論に関するブースがある状況。これはもう「カオス」と呼ぶほかない。
26日、27日の両日とも、終了時刻直前には「演奏してみた」「歌ってみた」「踊ってみた」「超台湾」の4つのブースが一つになって行う「合わせてみた」企画が実施され、大盛り上がりとなっていた。あまりにもいろいろなものがありすぎる故に、ブース間が文化的に断絶してしまっている感もある超会議だが、今年はこうしたブース同士のコラボイベントが行われたことで、来場者も「超会議」という一つのイベントとしてのつながりを強く感じられたのではないだろうか。
超会議に関してはまだまだ語りたいところだが、キリがなくなるため全体のまとめとしてはこんなところで一旦筆を置くことにしよう。来場者は目標の12万人を超え、来年も開催されることが決定した超会議。ネットとリアルをつなぐ数少ない祭として、進化し続けてほしいと思う。
以下はその他の会場の様子を撮影したギャラリーだ。少しでも雰囲気を感じ取っていただければ幸いだ。
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まるなげひろばではニコニコ技術部をはじめとする多数のユーザー作品の展示が行われた |
今年も会場内を移動していた乗合馬車(ただし馬は人間) |
ボルダリング体験できる壁がそびえ立っていた |
体力測定できるブースも |
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囲碁将棋ブースにはアンガールズの田中卓志も登場 |
囲碁と将棋のプロ棋士がボードゲームで勝負するなんて企画も |
ニコニコ学会βが今年も開催。まじめなブースもあるのです |
演奏してみたブースには在日米軍のバンドが登場。「サムライ・オブ・ロック」ステージで盛り上げた |