AKB48の姉妹ユニット･SKE48新チームKIIによる「ラムネの飲み方」公演が30日、愛知･名古屋のSKE48劇場で初日を迎えた。

新チームKII「ラムネの飲み方」公演初日の模様

「ラムネの飲み方」でおなじみの"デベソ"と呼ばれる花道が復活した劇場で、初日のステージに挑んだ新チームKIIのメンバーたち。AKB48から移籍となった大場美奈は、以前からSKE48チームKIIを兼任していたため、「初めまして感がまったくない!」と語り、トークコーナーを仕切るなど中心的存在として活躍。NMB48と兼任している山田菜々は、「校庭の仔犬」で犬役を演じたほか、高柳明音と「眼差しサヨナラ」を披露、さらに、年上が多いメンバーについて「オバサマがいっぱい(笑)」とナニワ仕込みのトークで劇場を沸かせた。

ユニットでは、古畑奈和が石田安奈、木下有希子とともに「クロス」を披露したほか、「フィンランド･ミラクル」では古川愛李が、「嘘つきなダチョウ」では江籠裕奈がそれぞれセンターを務めるなど、新しい組み合わせが明らかに。また、ドラフト生4人の中で唯一公演初日出演を果たした惣田紗莉渚は、「孤独なバレリーナ」でバレリーナ役を演じ、研究生から昇格した北野瑠華と日高優月は、おそろいの髪型で正規メンバーとしての初ステージに挑んだ。

公演を終え、新チームKIIのリーダー古川愛李は「ファンの皆さんとメンバーが一緒になったとても充実感のある公演ができた」と満足。そして、KIIのメンバーについて「キャラが濃い過ぎるメンバーばかりなので、1回の公演ではまだまだすべてを出し切れていません」と話し、「回を重ねるごとに『何だ、これは!』『楽し過ぎる!』と言っていただけるようなまったく新しい『ラムネの飲み方』公演を作り上げていきたい」と意欲を見せた。

また、自身のリーダーについては、「初日を終えてやっとリーダーとしての自覚と責任感が芽生えてきたところ」と話し、「まずは『あいりん、リーダーできるんだ!』と安心していただけるようにします(笑)。そして、私なりのリーダーシップでチームKIIがSKE48を引っ張っていく力強いチームに成長するよう頑張ります」と抱負を語った。

(C)AKS