クライスラー「ジープ・チェロキー」第4世代の新型モデルが国内販売開始に

フィアット クライスラー ジャパンは5月17日、同社の代表的なSUVである「ジープ・チェロキー」の新型モデルを、全国のジープ正規ディーラーで発売する。

「ジープ・チェロキー」は1985年に初めて日本に導入され、2002年の2世代目、2008年の3世代目といずれも好評を博してきた。4世代目にあたる今回の新型「ジープ・チェロキー」は6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

エクステリアは台形のホイールアーチ、7スロットグリルといったジープの伝統を受け継ぎながらも、全体としては丸みを帯びた現代的なデザインに生まれ変わった。特徴的なヘッドライトに見えるのはLEDクリアランスランプで、その下がヘッドライト、さらにその下にフォグランプが装備されている。ドライブトレインには、ジープ初となるリアアクスル分離機能を採用。道路状況に応じて、システムを自動的に4ｘ2に切り替えることで、燃費の向上に貢献する。トランスミッションに9速オートマチックを採用し、オフロードだけでなくオンロードでも高い性能を発揮する。

日本に導入されるのは、2.4リットル直列4気筒エンジンを搭載したFFモデルとなる「ロンジチュード」と、3.2リットルV型6気筒エンジンを搭載する「トレイルホーク」「リミテッド」の3グレード。価格は、「ロンジチュード」が379万800円、「トレイルホーク」が429万8,400円、「リミテッド」が461万1,600円となっている。