整体師の大山奏です。薄着になってくるこの時期。冬の間にたまってしまった脂肪、特にズボンのわき腹に乗ったぜい肉を引き締めたいと考えている人も多いかと思います。今回はそんなときにお薦めな、わき腹の体幹を鍛えるニートゥエルボーをご紹介します。

最初の姿勢

横を向いて寝転がり、手を頭の上に伸ばした状態からスタートします。

体幹だけでなく、太ももにも力を入れる意識で

一定のリズムで片方の肘と膝を身体の側面で合わせます。息を吐きながら身体を縮め、息を吸いながら元に戻しましょう。首は床につけてもOKですが、少し浮かせている方がバランスが取りやすくなります。

筋トレの最中は体幹部分だけでなく、床側の太ももにも力を入れるように意識するとさらによいです。全身を緊張させることで、多くの筋肉を一度に使えて一石二鳥です。

前のめりになった状態で行うのはNG

膝と肘を合わせる際に身体が前のめりに倒れやすくなりますが、そこは体幹部分の力を使ってしっかりと支えましょう。なるべく下の腕には力を入れないようにするほうが、効果が高いです。つらくなっても、1回1回わき腹を大きく伸ばして縮めていきます。その方が筋肉に刺激が加わりやすいですよ。

OK例、膝と肘を身体の側面で合わせる

NG例、身体が前に倒れこんでいる

まずは30回をワンセットとして始めてみてください。身体が前後に揺れてしまったり、肘と膝がしっかりと合わなかったりする場合には、地面の手を前に伸ばして手でバランスを取ってみると、少し楽に行うことができます。

このトレーニングは、ふだんあまり意識して使わないわき腹の深い筋肉に対して効果的です。最初はテンポを一定に保つのが難しいかもしれませんが、少しの無理を続けていくことでレベルアップが図れるので、ぜひあきらめないで頑張ってみてくださいね。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」