イスに座った状態で脚を引き上げる

整体師の大山奏です。暖かくなり外に出て運動もしやすい季節がやってきました。身体の脂肪が気になる人にとっては、運動を始めるのに絶好のチャンスです。このタイミングで少しずつ身体を動かす習慣を身につけておきましょう。今回は、イスを使ってできる体幹トレーニングをご紹介します。

イスに座った状態からスタートです。お尻の後ろの座面を持ち、膝を引き上げて曲げ伸ばしをします。

ポイントは「腹筋で脚を持ち上げる感覚」

イスに座りお尻の後ろの座面を両手で持ったら、両膝を胸の前に引き上げます。このとき上半身を少し後ろに倒してバランスを取りましょう。腹筋で脚を持ち上げている意識をすると効果的です。

それから引き上げた両脚を前に伸ばします。息を吐きながら脚を前に出し、吸いながら引き寄せます。脚の高さは一定に保ってください。

脚をまっすぐ前に伸ばしましょう

NG例、背中が後ろに倒れすぎている

背中を後ろに倒したり曲げたりするのはNG

注意する点は、身体の角度です。背中を後ろに倒すとお尻でバランスが取りやすくなりますが、筋トレの効果が下がってしまいます。しっかりと体幹部分を鍛えるには、イスと上半身の角度を30度くらいに保ちましょう。背中が曲がってしまうのもNGなので注意してください。

動きをゆっくりにすることで強度がアップ

最初は10回を1セットとして2~3セットを目安に行ってみるといいでしょう。1回1回の動きを正確に、ゆっくりと動かすと強度が上がります。

このトレーニングでは、太ももなど脚全体を引き締める効果も期待できます。脚を出すときに太ももにも力を入れて引き締めるイメージを持って行うと、一石二鳥ですよ。

筋トレは続けていけば必ず効果が実感できるものです。最初は1回しかできなくても、毎日チャレンジすることで確実にあなたの身体は変わっていきますよ!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」